駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.210

第2回「100年の歴史と新しい時代」

山田 幸輝

 駅伝ひろばをご覧の皆さま、こんにちは!関東学生陸上競技連盟で副幹事長を務めております、神奈川大学3年の山田幸輝と申します。

 副幹事長となった今年度は任せていただく業務も増え、7月にはイタリアで行われたユニバーシアード競技会を視察させていただきました。現地ではスタンドからトラック、フィールドの距離が近く、選手の躍動を間近に感じることが出来ました。また、フィールド種目の人気が高く、競技を終えた選手一人ひとりに拍手を送っていたのが印象的でした。イタリアの地で感じた、選手や観客の皆さんに喜んでいただけるプレゼンテーションを活かし、最上級生となる来年度も、選手と観客の皆様に喜んでいただける大会を作り上げていきたいと思います。

 さて、話はかわりますが、第1回箱根駅伝は99年前の1920年2月14日、15日に開催されました。途中、戦争による中断もありながら、今大会で100年目、回数は96回を数えます。それと同時に今大会は【令和】最初の王者を決める大会になります。このような節目の年に副幹事長としてかかわらせていただけることを非常に嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思いです。

 今年度、予選会は2週遅い開催となりますが、関係各所の皆様のご協力のもと、例年同様、立川市で開催させていただく運びとなりました。「応援に関するお願い」をご確認いただき、選手への多くのご声援をお願いたします。

 私たち関東学連の学連幹事は、現在4年生13名、3年生6名、2年生7名、1年生9名の計35名が学連幹事として活動しております。学連幹事がつなぐ日記を通して、大会の裏側や関東学連について発信し、学連幹事として活動したい高校生の方にも興味をもっていただきたいと思います。本選までの3か月間どうぞお楽しみください。

ユニバーシアードのスタンドに設置された、ナポリを象徴するモニュメントは異彩な雰囲気を放っていました。

ユニバーシアードのスタンドに設置された、
ナポリを象徴するモニュメントは異彩な雰囲気を放っていました。