箱根駅伝

駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.408

第32回「感謝」

雨宮 倫可

駅伝ひろばをご覧の皆さま、こんにちは。

前回の小泉よりたすきを引き継ぎました、順天堂大学4年の雨宮倫可と申します。いつも冷静でしっかり者の小泉さんに、有難い紹介文を考えてもらえてとても嬉しいです。

さて、駅伝ひろばを読んでくださっている皆様は、年末の忙しい時間をお過ごしでしょうか。月日が経つのは早いもので、学連幹事として活動を始めてから最後の箱根駅伝を迎えようとしていることが信じられません。

私が高校時代の恩師の進めにより学連幹事の門をたたいてから、4年の月日が経ちました。

高校時代までと同様に選手として競技を継続するか、競技を引退して新しい活動を行っていくか決めかねていた時に、かつて関東学生連合チームのメンバーに選出された経験を持つ恩師より、学連幹事の存在を紹介していただきました。あの時、この活動と私を引き合わせてくれた恩師には感謝の気持ちでいっぱいです。

学連幹事として活動をさせていただくようになってからは、全てが初めての経験ばかりでした。たくさんの素敵な人と出会い、たくさんの新しいことを学び、とても充実した4年間であったと感じております。

しかし、学連幹事としての活動は、決して楽しいことばかりではありませんでした。自身の不甲斐なさに競技場や事務所で涙を流したことは1度や2度ではありません。

そんな中で、4年間諦めることなく活動を続けてこられたのは、同期の存在がとても大きいと感じます。大学1年の4月に顔を合わせてから、本当にたくさんのことを共に乗り越えてきました。引退までの日数をカウントダウンすることもあったし、仲間との別れもありました。そんな中でも、ここまで続けられてきたのは、みんなの頑張っている姿を見て、「私も頑張らなきゃ」と刺激をもらうことができたからです。4年間一緒に走り続けてくれて本当にありがとう。ずっと続けてきたカウントダウンも、残りあと5日となりました。最後まで同期全員で走り切りたいです。

年内の駅伝ひろばは、残すところあと1回となります。

次回は、同期の母的存在であり、4年間同じ業務を担当する仲間として切磋琢磨してくれた、宮田佳穂(みやたかほ)の番です。宮田は今回の箱根駅伝のプログラム、ポスターの作成を担当しております。ポスターやプログラムは箱根駅伝を彩る顔的存在ですが、とても素敵な作品に仕上げてくれました。中継所主任との兼任はとっても大変だったかと思いますが、どちらも手を抜かずにやり遂げている宮田さんはとてもかっこいいです。大会当日は、宮田が中心となって作成したプログラムで沿道がいっぱいになってほしいな、と願っております。

拙文ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。そして、この4年間で関わってくださったすべての方々に、この場を借りて感謝申し上げます。

当日は箱根路を駆け抜ける選手たちへの温かい声援を、どうぞよろしくお願いいたします。