駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.306

第1回「新たな歴史のスタート」

茂木 麻実

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟で副幹事長を務めております、青山学院大学総合文化政策学部総合文化政策学科3年の茂木麻実と申します。

 今年も駅伝ひろばを書く季節が来たこと、時の流れの速さを感じております。

 さあ、箱根駅伝第100回大会の駅伝ひろばのスタートです!

 第99回大会の駅伝ひろばの「歴史を継ぐ者として」(No.301,2022-12-27掲載)内で、私は大会の歴史を学ばなかったことを後悔していると書きました。歴史というと壮大なものに感じますが、前回の引継ぎ書や報告書、先輩方の経験談も歴史に含まれると私は考えております。この1年間、副幹事長として業務をし、第34回関東学生新人陸上競技選手権大会兼関東学生リレー競技会で総務を務める中で、今までの歴史を知ってこそ次に向けてスタートできるのだと改めて感じました。前回と同様に業務を行えばよいというわけではなく、前回までに挙がっている課題を解決し克服するためにはどのようにすればよいのかを毎回考えていかなければ、その業務、そして自分自身は成長していけないと痛感しました。今後もこの思いを忘れずに活動に励んでいきます。

 東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)はたくさんの方に支えられ、愛されて100回を迎えます。100回大会は特別なものでありますが、すべてが同じ価値を持つ全100回の大会の中の1回でもあります。100回大会はその歴史のゴールではなく、次の1回そして新たな100年へのスタートだと私は考えております。いままで培われてきたこと、大切にしてきたことは忘れず、さらによりよい大会となるよう努めてまいります。202412日(火)の朝に全大学の選手がスタートし、13日(水)に無事に全員がフィニッシュできるよう、私たち学連幹事は一丸となり準備を進めております。

 今年度も駅伝ひろばがスタートしました!本選までの約2か月間、全42名の学連幹事がこの駅伝ひろばで学連幹事としての活動や箱根駅伝への思いなどを発信していきます。毎回の更新を楽しみにお待ちください!