駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.261

第31回「目標」

月岡 葵梨香

 駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、法政大学経営学部市場経営学科2年の月岡葵梨香と申します。

 幼い頃からお正月は祖父母の家に集まり、親戚一同で箱根駅伝を観戦していました。画面越しに見ても伝わる熱気や迫力に興奮し、約200kmの道のりに全力を尽くす選手たちの姿に魅了されたのを覚えています。そして中学生の時に、箱根駅伝は学生が主体となって運営している大会だということを聞き、大学生になったら大好きな箱根駅伝の運営に携わりたいと考えるようになりました。その一方で、陸上競技に関わったことがない私が運営に携わるのは難しいのではないかとも思っていました。そんな時に「駅伝ひろば」を読んで学連幹事の中には陸上競技経験がない学生もいるのだということを知り、私の目標は「関東学連の学連幹事として活動すること」になりました。私と箱根駅伝を繋いでくれた「駅伝ひろば」に日記を掲載させていただけることを大変嬉しく思います。

 学連幹事として活動するのは2年目となりました。今年度は全日本大学女子駅伝選考会の大会担当等を経験させていただき、大会を運営することの難しさと楽しさを実感しています。活動前は箱根駅伝の運営に携わることを目標としていましたが、様々な大会を運営するうちに陸上競技自体を好きになりました。今はもっと陸上競技に詳しくなりたい、もっと陸上競技に深く関わりたいと思っております。

 箱根駅伝では審判員派遣を担当しており、私が想像していたよりもずっと多くの方々の支えがあって大会を開催できているのだということを知りました。箱根駅伝まであと少しとなりましたが、協力してくださっている方々への感謝を忘れずに準備を進めていきます。大会当日は緊急対応車に乗務する予定です。選手が安全に箱根路を駆け抜けられるよう、精一杯サポートさせていただきます。テレビやラジオの前から、選手たちへの熱い応援をよろしくお願いいたします。