駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.280

第15回「自覚と責任」

安岡 あき実

 駅伝ひろばをご覧の皆さん。こんにちは。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております。中央学院大学3年の安岡あき実です。

 気付けば昨年度の箱根駅伝からもう1年が経とうとしていて、私もついに最上級生になろうとしています。私は関東学連から派遣される日本学生陸上競技連合で活動していますが、昨年度はまだ右も左もわからないまま、ただ必死に周りについていこうとしていた自分が今では後輩や大会で一緒に業務をする派遣幹事に、主催者として指示を出す立場となりました。あっという間で怒濤の1年であったと思います。

 時間が経つにつれて大きくなる責任と躓く怖さに押しつぶされそうになることや、自分主体でできる業務が増えてきたことへの嬉しさから毎日事務所に行くことが楽しいと感じることもありました。

 私はこの1年で沢山の人と出会い、沢山のことを学び、吸収して自分自身が成長したと実感できる年になりました。その実感のおかげからか、事務所や大会で起こる色々な出来事や瞬間が幸せでとても誇らしく感じられるようになりました。

 学連幹事の活動をしていなかったら見えなかった部分が見えるようになり、この学連幹事という存在が自分の中で大きくなっていくのが嬉しくもあり、あと1年で終了してしまう寂しさもあります。

 今年度あっという間に過ぎてしまった1年は、来年度もきっとあっという間に過ぎてしまうと思いますが、最上級生として責任と自覚を持って業務に取り組んでいきたいです。

 箱根駅伝当日は、スタート・フィニッシュを担当する予定です。この大会も選手や、チームスタッフ、大会運営にご協力してくださる方々、地域の方々がいてくださることで開催することができます。

 沢山の方に感謝の気持ちを忘れずに運営してまいりますので、温かい応援をよろしくお願いいたします。