駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.246

第16回「ずっと変わらず好きなこと」

山﨑 るな

 駅伝ひろばをご覧の皆様、はじめまして。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科2年の山﨑るなと申します。

 大学ではスポーツの社会・文化的価値について深く学ぶとともに、スポーツや健康およびマネジメントに関する専門知識を身につけるべく日々勉強しています。

 私は12年間選手として陸上競技をし、そのうち7年間走高跳を専門に取り組んできました。友達と遊び感覚で走っていた小学生の頃は、大学入学後も競技を続けるなんて思ってもみませんでした。遊び感覚から競技として本気で取り組むようになったきっかけは、小学校のグラウンドで行われた陸上競技会です。そこで走高跳に出場した結果、練習で出した自己記録を15cm更新し、優勝することができたのです。その時バーを跳び越えることに楽しさを感じ、走高跳、陸上競技に魅了されました。競技を続けるうちに記録を更新できるようになり、気づけば陸上競技が大好きになっていました。

 順天堂大学に入学し、トップクラスの選手や指導者がいる環境で活動する経験はとても良い経験になりました。しかし、進路に迷った時、私は企画や運営に興味があったため今やりたいことは選手ではなく運営側であると気付きました。その時から学連幹事を志すようになりました。

 目標を決めてからすぐに陸上競技部の主務の方や監督にお話をし、学連幹事になることができました。また、今年度からは関東学連の派遣で日本学生陸上競技連合の常任幹事として活動しています。まだまだ分からないことばかりで、毎日ミスをしてしまうことも多く、日本学連の方々には迷惑をかけてばかりですが、陸上競技を通じて身に着けた粘り強さを武器に業務に励んでいこうと思います。

 箱根駅伝まで1か月を切りました。日々鍛錬を積む選手達の晴れ舞台である箱根駅伝に携われることを誇りに思います。全選手が力を出し切れるよう裏方として精一杯頑張ります。当日はテレビやラジオからのご声援よろしくお願いいたします。