駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.248

第18回「新たなフィールド」

永田 佳代

 駅伝ひろばをご覧の皆様、初めまして!関東学生陸上競技連盟で幹事を務めております、東洋大学国際学部1年の永田佳代と申します。大学では世界の様々な地域の社会問題をその地域で解決するための解決策を主に学んでおり、毎日新しいことの発見でとても充実しています。

 私は駅伝好きな祖父の影響で、物心ついたときからお正月は家族で箱根駅伝を見ていました。箱根駅伝が好きすぎるあまり、小学3年生にしてディズニーランドに行くよりも箱根駅伝を見たいと駄々をこねたほどです。

 そんな私にも箱根駅伝と同じくらい魅力的なものがありました。それが競泳です。道具を使わず自分の体のみで勝負することや、自分の努力次第で結果に繋がることは陸上競技と似ており、私が競泳をしていたにも関わらず陸上競技に惹かれた理由なのかなと感じます。私は小学生から高校生までの12年間、バタフライの選手でした。重力に左右されないプールという環境で、タイムが縮まることがとても魅力的で楽しく、どうしたらもっと速くなれるか毎日試行錯誤しながら練習していました。しかしインターハイを目標に練習を積んでいた高校3年生の時に新型コロナウイルス感染症が流行しました。インターハイはもちろん、九州大会や県大会までも中止となり何を目標に泳げばいいのかわからない毎日が続きました。ただ、新型コロナウイルス感染症により練習時間が減ったことで進路について考える時間が増え、私は4年間という限られた大学生活の中で、好きだった箱根駅伝に何らかの形で携わりたいと考えるようになりました。そして大学に入学し、今に至ります。学連幹事になり運営として陸上競技に関わる中で、たくさんの発見がありました。私は関東新人の表彰と10000m記録挑戦競技会の補助員派遣を担当させていただきましたが、メダルの見積りから発注、競技役員の派遣など、大会ひとつ開催するのにもたくさんの段階と多くの人の協力があることを知り、衝撃を受けました。競技者では経験できない出来事が毎日のようにあるため、苦戦しながらもやりがいを感じています。

 まだまだ戸惑うことも多いですが、陸上競技という新たなフィールドで運営という貴重な体験をさせていただけていることに感謝の気持ちと誇りをもち、これからも励んでいきたいと思います。

 さて、当日私は鶴見中継所を担当する予定です。憧れの箱根駅伝に観戦者から運営させていただく立場となり、高揚と同時に身が引き締まる思いです。昨年度から引き続き、テレビやラジオを通して、箱根路を駆け抜ける選手への応援をよろしくお願いいたします。